
2026.02.13【導入事例】
相模原市役所本庁舎のロボット配送実証にて、自律制御システム「Buddiotte」を提供
〜協議会プロジェクトリーダーとして、GovTech水準の「相模原モデル」構築を主導〜
コミュナルテクノロジーサービス株式会社(本社:神奈川県相模原市)は、2026年2月13日より相模原市役所本庁舎にて開始されたロボット配送実証(実施主体:相模原市、戸田建設株式会社、さがみはらロボットビジネス協議会)において、「さがみはらロボットビジネス協議会」側のプロジェクトリーダーを務めるとともに、ロボットの「自律制御・AIオーケストレーション」を担当したことをお知らせいたします。
本実証において、当社は協議会参加企業の技術を結集させるハブとなり、当社開発のロボット制御プラットフォーム「Buddiotte(バディオット)」を提供。異なるメーカーの設備やハードウェアを統合制御する「相模原モデル」の構築をソフトウェア技術・マネジメントの両面から主導いたしました
本実証における当社の役割と技術的貢献
1. プロジェクトリーダーとしての「仕様策定と技術統括」
本プロジェクトは、戸田建設様およびロボットビジネス協議会参加企業(ものづくり企業)との共創プロジェクトです。当社は協議会の幹事企業として、主に各社の技術を一つのシステムとして成立させるための技術統括(プロジェクトマネジメント)を行いました。
2. マルチベンダーをつなぐ「AIオーケストレーション」
ロボットの上部・下部ユニット、庁舎のエレベーター連携システム(グリーンノート様クラウドシステム、三菱電機ビルソリューションズ様「Ville-feuille」)、職員用操作画面、市販のロボットシステムなど、異なる仕様のシステムを「Buddiotte」がハブとなって統合制御しています。ゼロからの開発ではなく、既存モジュールを組み合わせる「高速連携アーキテクチャ」により、約2.5ヶ月という短期間での社会実装を実現しました。
3. 協議会企業との連携による「現場実装力」
築年数が経過した庁舎特有の「床面の段差」や「傾斜」といった物理的課題に対し、協議会参加企業(ものづくり企業)が車輪の検証、重量バランスの設計、斜度計算、センサー干渉の回避といったハードウェア面の最適化を主導しました。
当社はこの堅牢なハードウェア設計と連動し、ソフトウェア面からの貢献を行いました。具体的には、物理的な限界を補うための自律的な回避・復帰ロジックの構築や、通信デッドゾーン対策などを担当。さらに、現場職員が直感的に業務を行えるよう、ノーコード開発基盤を活用してUI/UXを現場環境に合わせて即座に最適化するなど、ハードとソフトの融合により「現場で使えるロボット」を実現しました。
当社は今後も、地域企業の技術力を最大化する「システム(AI・オーケストレーション)」の提供とプロジェクトマネジメントを通じて、ロボットが地域社会に溶け込み、人と共存する「ロボットフレンドリーな社会」の実現に貢献してまいります。
■ 関連リンク
- 戸田建設株式会社 ニュースリリース:相模原市役所本庁舎で配送ロボットの走行実証を実施
- 相模原市 ニュースリリース:ロボットがエレベーターに乗降して物品を届ける実証実験を実施します
- さがみはらロボットビジネス協議会:「ロボットフレンドリーな環境構築に係る実証事業に関する協定」 を締結しました!
特許出願のお知らせ:
既存ロボットに高度な環境認識を付与する新技術
この度、弊社はロボットソリューションのさらなる高度化を目的として、独自の環境認識・制御技術に関する特許出願(特願2026-009423)を行いましたので、お知らせいたします。
本技術は、単なる遠隔操作や事前プログラムによる制御ではなく、既存の自律移動ロボットに後付け可能な「目と耳(マルチモーダルセンサー)」を追加することで、ロボットの知覚能力そのものを拡張する点に特長があります。
これにより、従来は「センサー反応」に留まっていたロボット制御を、環境や人の行動文脈(コンテキスト)を理解した上での自律的な振る舞いへと進化させます。
本技術の特長
マルチモーダルなコンテキスト認識
映像と音声を時系列で統合解析することで、騒音環境下においても人の意思や社会的状況を高精度に把握。単純な動体検知とは異なる、文脈理解に基づく状況判断を実現します。
動的な行動介入(Behavior Intervention)
特定の状況が成立した瞬間にのみ、外部ノードからロボットの既定動作へ安全に行動意図を介入。ロボット内部プログラムを書き換えることなく、柔軟で高度なサービス対応を可能にします。
異機種ロボットへの知覚拡張
特定メーカーに依存せず、多様なロボットへ非侵襲的に知覚機能を追加できるアーキテクチャを採用しています。
本特許出願を通じ、弊社はロボットが人と環境を理解し、現場に自然に溶け込む社会の実装を推進してまいります。
今後の技術展開にもご期待ください。
戸田建設・相模原市とともに“ロボフレ”社会実装に挑戦

| 戸田建設(株) | 建築、土木工事に関する調査、企画、設計、監理、施工等を行う総合建設会社。ロボットとヒトの最適な共生空間を創造する『ロボットフレンドリービルディングデザイン』というビジョンを掲げ、ロボットフレンドリーに関する実証実験や、お客様へのコンサルティングを実施し、ロボットの普及を促進している。 |
| 相模原市 | 神奈川県で人口72万人を超え、3番目の人口規模を誇る政令指定都市。 ロボットがビジネス環境や市民生活に溶け込んだ「ロボットのまち さがみはら」の実現を目指す内陸工業都市。 「さがみロボット産業特区」にも位置付けられており、企業の人手不足解消や生産性向上を目的に、ロボットの活用やDX化の促進に取り組んでいる。 |
| さがみはらロボットビジネス協議会 | 相模原市では、ロボットをテーマとしたビジネスの推進を多面的に支援するため2014年に「さがみはロボットビジネス協議会」を設立。中小企業、大学等研究機関、金融機関、行政や支援機関で構成し、ロボットビジネス推進のための地域のプラットフォームとして、ロボット産業の振興や起業のビジネス支援に取り組んでいる。 |
さがみはらロボットビジネス協議会からの参画企業(◎幹事企業、〇副幹事企業)
| ◎コミュナルテクノロジーサービス(株) | テクノロジーで生産性と価値の向上を。独自のロボット制御ソフトウエアを基盤に、AI・IoTテクノロジーを組み合わせ、ロボットの現場活用を推進。「これがロボットでできたら」を実現する。 |
| 〇(株)F-Design | ロボットで未来を創造する~Future Design~ サービスロボットや生産設備など、ロボット技術を活かした様々な分野の開発支援を手掛ける。自社デザイナーとエンジニアの連携による一貫したものづくり、提案力が強み。 |
| アクセスエンジニアリング(株) | 「地球の隅々を、あるか、ないか調べます。ないなら造ります。」を掲げ、受託を主体として国内外を問わず製品を供給する商社。 対応業務:設計、各種素材、製造(溶接加工、機械加工)、寸法検査等。2022年から組立工場の運用を開始し自社製品の車椅子ロボットを開発製造する。 |
| (株)クフウシヤ | 自律移動ロボットと協働ロボットのアプリケーション開発に強み。ROSやAIで「まだ世の中にない」ロボットを開発する。試作段階では、ソフト開発だけでなく、メカや電気の設計も社内で一貫して行う。 |
| (株)グリーンノート | 製造業の現場で長年培ったセンシングデータ収集技術をコアとし、IoT/AI全般にわたる伴走型コンサルティング、小規模ハードウェアの試作、システムの設計構築支援、AI/IoT教育(教材販売、セミナー)などを実施している。 |
| (株)MEMOテクノス | 協働型ロボット+AGVシステムや専用自動機、周辺機器や特注ユニットの開発を得意とする、省人化システムの総合ソリューションメーカー。ロボットの選定~保守メンテナンスまで一括対応が可能としている。 |

Buddiotte v4.5をリリースしました

Buddiotte v4.4をリリースしました
タッチパネルの文字サイズ自動計算の精度向上/NW接続性・ログ出力内容強化/音声認識の改善

Buddiotte v4.3をリリースしました

Buddiotte Peripheralサービス開始
Buddiotte Peripheralは、サーバーサイドプログラムを直感的なGUIで操作フローを記述し、それに基づき操作実行するための環境を提供するクラウドサービスです。操作フローには、制御デバイスとの連携、外部の第三者が運営するシステムとの間のデータの送受信を含みます。

病院EXPO出展のご報告
10月9日〜10月11日、病院EXPOに出展いたしました。
病院の入院検査説明ロボット、検体搬送ロボット、また複数ロボットの連携、
それらを実現する当社Buddiotteを展示しました。
10月9日〜10月11日、病院EXPOに出展いたしました。病院の入院検査説明ロボット、検体搬送ロボット、複数ロボットが連携した搬送ロボットと、それらを実現するBuddiotteを展示しました。 pic.twitter.com/O2QpzS5Izi
— Communal Technology Services (@communaltechs) October 11, 2024

市制施行70周年メディア向け交流会
当社は、temiとKachakaとPhantasとOctaRobotics (エレベーター・自動ドア)を、当社のBuddiotteで連携させるデモ展示を実施しました。https://t.co/owd9j3qvv0
— Communal Technology Services (@communaltechs) October 10, 2024
特許出願のお知らせ(特願2024-092868)
- 効率的な命令生成: 生成AIにより、迅速かつ正確にロボットの制御命令を生成。
- 高精度な制御: 生成A I を利用 してより精度の高いロボット制御を実現。
- 適応性の向上: 多様な状況に対応可能な柔軟性を備えた制御システム。

当社アプリで構築した駅案内ロボットが、
各種テレビで紹介されました。
- 西鉄で客対応のロボット実証実験(九州朝日放送)
- 西鉄 駅案内ロボット導入 業務軽減になるか実証実験
(テレQ(TVQ九州放送))
https://www.tvq.co.jp/news/news.html?did=2023121500000001
- 駅構内を案内してくれるロボット 外国人観光客も「面白い!」 駅スタッフの負担軽減へ(RKB毎日放送)
https://rkb.jp/contents/202312/202312159274/





